かつての家庭は、数人の兄弟姉妹がほとんどであり、今のような一人っ子が多い家庭はあまりありませんでした。忙しい両親の代わりに、兄や姉が弟や妹の面倒を見ました。
地域に出て行けば、兄や姉の友達の中に混ざり合いながら、遊びのルールや社会性を身につけていきました。現在におきましては、家庭と地域社会が自然発生的につながりを持つ事が難しくなってきています。保育園におきましては、0歳から5歳の子どもたちが毎日一緒に過ごしています。保育指針にのっとり、個々を大切にする保育を心がけています。
0歳児から2歳児は、基本的生活習慣の自立に向けての発達を注意深く見つめます。3歳児から5歳児は生活と遊びを保証しながら、同年齢のお友だちとの関わりやつながりを大切にしています。
また異年齢児とも仲よく、思いやりをもてるような環境も配慮しています。生活や遊びのルールは、大きい子から学び成長していく一貫性を重視し、保育者は専門性をもちながら主導権はもたず、常に仲立ちとなれるよう努め、子どもたちは自分で考え行動できる子を目指しています。
保育園・運営に際し、以上の点を踏まえ、縦割り保育に対する保護者のご理解を頂けるよう努めております。